2010年11月7日日曜日

Dグレ200夜感想(ネタバレ注意)

 やっとSQを買えたので感想書きます。ネタバレ嫌いな方は閲覧をお控えください。
 十行後ネタバレあり









「箱舟よ ふたりをマテールへ 誰の手も届かない果ての地へ」
そうアレンが心の中で呟いた時、神田とアルマはマテールに着いていた。ゲートから落ちる瞬間、とっさに神田は自分の体を下にして落ちた。そして神田は気づいた。
「ゲートが崩れていく・・・」
「モヤシ・・・」
アルマもゲートが崩れたのに気づいた。
「かわいそうな子・・・・・・」
「僕にはわかる・・・ 千年伯爵の 分身であるAKUMAには・・・ 感じ・・・・・・るんだ・・・・・・」
「あの子はノアだよ・・・ それも・・・ひどく伯爵と・・・・・・ ・・・・・・っ!」
たちまちアルマに激痛が走る。
「もう喋んな バカ」
「ユ・・・ ユウ・・・ このまま見てて・・・・・・ イノセンスは使わないで・・・っ」
神田は同意する。
「わかってる」
「ぼくの魂が ダークマターに 潰されるまで・・・」
「ああ」
アルマは自分の感情を吐露する。
「今でも教団が 許せない・・・っ 憎くて・・・・・・ たまらないよ でも ぼくは泥に沈むべきだ・・・」
「ぼくは殺した・・・ たくさん・・・・・・ 伯爵にまで力を貸して・・・ たくさん・・・」
「わかってる わかってるから ずっと 見ててやる」
そのあと、神田は自分が眠っていることに気づいた。笑い声がする。見ると、あの人とアルマが手をつないで連の花が咲いた道を歩いている。何所からとも無く声が聞こえた。
「ユウ 大好き」
そしてアルマとあの人は泥に沈んだ。
「・・・あぁ」
神田は涙をこぼしながら、目を・・・閉じた。
同時刻、ロシアでは、
「がぁああああ」
キレドリはソカロに真っ二つに切り裂かれた。
「もっと シビアになれや アレイスター AKUMAに なったら 仲間じゃねぇ ブチ殺すのみ 
 だろーがぁ」
ミランダは悲しむ。
「キレドリさん・・・っ」
「な なんて ことだ・・・・・・っ!」
便乗してデビットが言う。
「なんてことだぁ~~  エクソシスト諸君 神田ユウが 「14番目」を 覚醒させちゃった ってさ」
ソカロは驚き、ミランダは泣く。
一方、ギリシャでは・・・
「アレン・ウォーカーは 間もなく ノアとなる」
リナリーの近くにはゴウシが石柱に突き刺さっている。追い討ちを掛けるようにルル=ベルは言う。
「お前達は さらに選択する  「14番目」を 信じるのか」
リナリーは泣きじゃくる。
「その者共(サードども)を 破壊したように アレン・ウォーカーを 破壊するのか
 奴は必ず 貴様らにとって 破滅の種子となるぞ」
同じ頃―中国では―
「しっかりしろ チャオジー」
「何があった!?」
チャオジーに意識は無い。
「様子がおかしい」
「何をされた チャオジー!?」
ファインダーが気づく。
「ラビとブックマニ←(誤植)がどこにもいない!!」
北米支部では―
ピシッ
「!!」
精霊石が割れるとともにフォーが悲鳴をあげて消滅する。
「あああああ」
ズウが叫ぶ。
「! 精霊石が割れた・・・ 第三使徒の 呪縛が 解けるぞッ」
トクサのアルマ細胞は暴走を再開する。
「憎い 憎い 教団が 憎いぃぃ!!」
「!!」
「アルマの怨念が・・・」
「消えて ない・・・っ」
そこにアレンが現れる。
「アレン・ウォーカー!!」
ルベリエは言う。
「重大な 背信行為だ 自分が何を したかわかってる のかね!? アルマ=カルマを神田ユウと 
 共に逃がすとは・・・っ  アルマを破壊せねば 第三使徒の暴走は 止められんというのに
 キミはみすみす救える命を・・・ 第三使徒計画を 潰すつもりかね!!」
「ウォーカー・・・?」
アレンはトクサの所へ向かう。そしてこの場に居る者に向かって伯爵が言う。
「愚カナ・・・ アルマ=カルマは とっくに死んで マスヨv  
 あれはもはや 怨念だけで 呻吟っているノデスv
 アルマ=カルマの 悲しみは  それ程まで 深かったという ことデショウv」
ズゥは後悔する。
「我々の 因果を 現したという ことか・・・・・・ 第三使徒は もはや 助からん・・・」
それを聞いたレニーは激昂する。
「人事みたいに言いやがって・・・っ 千年伯爵(あんた)さえ いなければ 私たちは・・・っ」
その間もアレンはトクサの為に尽力する。
「・・・・・・トクサ!」
それを見たルベリエは命令する。
「伯爵の言葉など 信じるものか・・・っ 第三使徒計画は なんとしても 必要なのだ・・・!
 これは命令だ ウォーカー 直ちにゲートで アルマを破壊しに 行くのです!!」
さらに痛烈な一言を浴びせる。
「行かねば貴様は もうエクソシストでは ない!!」
「イノセンスめ 憎い! 憎い!」
トクサのアルマ細胞は今尚暴走している。アレンは必死に語りかける。
「トクサ  目を・・・っ 目を覚ませ!!  キミはアルマじゃない これはただのアルマ細胞だ
 キミの体なんだよ  きっと制御(コントロール)できる キミは僕なんかより ずっと優れた
 戦士じゃないか  しっかりしろ!!」
その声にトクサは疑問を呈する。
「わたしを・・・ 破壊しない・・・のか・・・?  なぜ?」
アレンはそれに堂々と答える。
「キミこそ なぜ諦めるんです」
生きる希望を持ったトクサは言った。
「そのまま・・・ イノセンスで アルマ細胞を 弱め・・・ろ  アルマの怨念を 押さえ込む・・・・・・っ」
アレンは力強く答える。
「はい!」
だが、その時―
「縛羽!!」
アレンは驚いた。
「な・・・・・・っ!?」
「発動を 解きたまえ アレン・ウォーカー!!」
縛羽を放った張本人、ハワード・リンクは険しい表情でアレンを見る。
(次号に続く)
ようやくSQが手に入りました^^しかし「ブックマニ」には失笑です。しかし、アレンは教団離脱フラグビンビンですね・・・・これからどうなるのか、それは次回のSQで見ることにしましょう^^

4 件のコメント:

  1. キャンピー2010年11月9日 6:20

    fangさんお早うございます。

    ネタバレ読ませて頂きました。ラスト近く、ドサクサ紛れに問題発言出ました。

    「イノセンスでアルマ細胞を弱めろ」「はい」。

    この「イノセンス」ってよもやアレンが右手でピッケル代わりにトクサに突き刺してる六幻の事じゃないですよね?
    私は

    “アレンの左手はイノセンス”

    “左目もイノセンスでも構わないし(複数持ってても問題ない派)”

    “ネアもアレンのイノセンスと「手を組んだ」らしいから左手に一緒に居てもいいでしょ。何なら他の部位に取り憑いてる、でも構わんし”

    ・・・という位アバウトなので困らないんですが、ここfangさんはどうお考えですか?もっとも左手がネアだけで構成されていてもアレンがずっとそこをイノセンスと勘違いしている(自分で言ってて悲しいw)という可能性もありますね。

    そこだけちょっと詳しく。お願いします<(_ _)>
    ではまた。

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  2. おはようございますキャンピー様。
     僕はどっちかというと左腕ネアメモリー説派なのですが、もしネアメモリーが「第三の神の結晶」なら、キャンピーさんの考え方でも大丈夫だと思ってます。(ダークマターなら拒否反応を起こしそうですが、おそらくネアメモリーでは拒絶反応を起こさなさそう)
     後、他の部位候補としては、4巻辺りで出てきたアクマの頭蓋骨らしきものですかね。左腕以外だと怪しいのはあれですから。

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  3. キャンピー2010年11月9日 8:44

    ふたたび失礼いたします。

    早速コメントレス頂きまして。

    私がこの箇所にこだわったのは、トクサさんにもここで是非助かって欲しいからなんです。イノセンスでなかったらダークマターを押さえ込むのは無理かも(これにネアが力を貸してくれるかどうか怪しいし)、という心配からでした。

    そっちの心配はなさそうですね。どうも有り難うございました(^.^)

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  4.  こんにちはキャンピー様。今学校から帰ったfangです。
     そうですね、ゴウシとキレドリがあんなことになっちゃったんですから、トクサには助かって欲しいですよね。
     そして、マダラオって最近出番無いような。どうなったんですかね?

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